急に胃が痛くなってきた時、あなたはどんな風に対処していますか？とりあえず薬だけ飲んで、あとは普段通りに過ごしてはいませんか？
実はその対処法、胃の痛みを治すどころか、下手をすると悪化させてしまう危険があるんです。胃痛を早く治すには、正しい対処法を知っておく必要があるというわけですね。
そこで今回は、胃が痛い時の正しい対処法について分かりやすくまとめてみました。
よくある一般的な胃の痛みやストレスによる胃の痛み、食べすぎによる胃の痛みなどに効果が期待出来ますので、ぜひ試してみてくださいね。
まずは体を休める
意外と知られていないのですが、胃が痛い時に真っ先にやるべきことは体を休めることですね。
胃の痛みは、大抵が胃の働きすぎや、ストレスによる自律神経の乱れが原因となって起こります。例えるなら、仕事のし過ぎで体調を崩しているような状態なので、やはり体を休める必要があるわけですね。
特に、食べすぎによって胃痛が出ている場合には、胃が十分に働けるように、体の他の部分は休めておくことが大切になります。
体を休める方法としては、やはり横になるのがベストですね。寝方は特に決まったものはなく、自分が一番楽な姿勢で大丈夫です。
よく「胃痛がある時は右向きに寝ると良い」といったことを書いているサイトを見かけるのですが、これは古い情報です。
現在は「姿勢は関係ない」という見解が出ていますし、胃痛の原因によって良し悪しもありますので、向きを気にする必要はありません。
また、食べた直後に横になるのはNGです。胃酸などが食道に逆流しやすくなりますので、食後30分～1時間ほど時間を空けて横になるようにしましょう。
ゆっくりと深呼吸
深呼吸は、ストレスなどをきっかけとして自律神経が乱れ、胃の機能が低下して痛みが出ている時に効果的と言えるでしょう。
自律神経には、主に活動時に働く交感神経と、リラックスした時に働く副交感神経があります。この2つの自律神経のうち、胃の働くときに活発に働くのが副交感神経ですね。
ただ、自律神経が乱れてしまうと、交感神経が活発に働くようになってしまい、胃の機能が低下してしまいます。
深呼吸には、そんな交感神経の活動を抑え、副交感神経を優位にする効果があります。つまり、深呼吸をすることで、機能低下を起こした胃の調子を良くすることが出来るというわけですね。
具体的な深呼吸の方法は、以下の通りです。
- 楽な姿勢で座る、もしくは仰向けで膝を曲げた状態で寝る
- 手はお腹の上、おへそのあたりに置いておく
- 鼻から息を大きく吸い込む。お腹がしっかりと膨らんでいることを確認する
- 口をすぼめてゆっくりと息を吐きだす。お腹がへこむまで続ける
- 3～4で行った深呼吸を3～10回続ける
ポイントは、しっかりと息を吸い、最後まで吐き切ることですね。特に息を吐き切れていない人が多いので、注意しながら行うようにしましょう。
胃のあたりを温める
胃痛をすぐに緩和したい場合には、胃のあたりを温めるのが効果的です。
腹痛がある時にお腹を温めると痛みが和らぐのと同じで、胃痛でも痛みが緩和されることが多いですよ。
胃を温めるには、白湯やホットミルクなどの温かいものを飲むのが良いでしょう。特にホットミルクは、胃の粘膜を保護する働きがあるので、胃が痛い時にはおすすめですよ。
緊急時には、手でみぞおちあたりを温めるだけでも効果があります。服の上からカイロや腰巻のようなもので温めてもOKですね。
ただ、温かい飲み物と言っても、アルコールやコーヒー、緑茶、紅茶などは、胃に余計な刺激を与えてしまいますので、胃痛がある時には避けてください。
また、熱すぎる飲み物も刺激になってしまいますので、熱すぎる場合には人肌程度まで冷ましてから飲むようにしましょう。
お風呂に入る
お風呂は胃を温めることにも繋がりますし、リラックス効果で副交感神経を活発にする効果も期待出来ます。
入浴によって血流も良くなり、胃の働きが活発になりますので、特にストレスや食べすぎなどが原因で起こる胃の痛みには効果的と言えるでしょう。
お風呂に入る際のポイントとしては、まずシャワーではなく湯船にしっかり浸かるということですね。シャワーだけでは、内臓までしっかりと温めることが出来ません。
入浴の方法としては、全身浴をおすすめします。半身浴が良いという意見もあるのですが、水圧が高いほど血流も良くなりますので、胃痛には肩まで浸かる全身浴の方が良いでしょう。
お風呂の温度については、39～40℃ほどのぬるま湯がベストです。体がしっかりと温まるまで入浴することが大切になりますので、あなたがある程度長時間浸かっていられる温度にしておきましょう。
お風呂の温度が熱すぎると体力を消耗してしまいますので、無理に熱い温度で入らないようにしてください。
また、お風呂で温まると胃の痛みがひどくなるという場合には、お風呂に浸かるのは避けておきましょう。
胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの胃の病気の可能性も考えられますので、一度病院で検査を受けることをおすすめします。
胃に負担をかけない食べ物や飲み物を摂る
胃が痛い時に最も大切なことは、胃を休ませてあげることです。簡単に言えば「胃が痛い＝胃が弱っている状態」ですからね。
胃を休める方法といえば、極論で言えば「絶食」なのですが、胃の病気などで無ければそこまでする必要はありません。
胃の仕事量を減らせば十分ですので、消化の悪いものや刺激の強いもの、熱すぎるもの、冷たすぎるものなどを避けて食事を摂るようにしましょう。
胃が痛い時の食事については、『胃が痛い時の食事について！良い食べ物や飲み物まとめ！』で詳しくご紹介していますので、こちらも合わせて参考にしてくださいね。
市販薬を使う
「今休める状況じゃない！」「胃痛が出た時すぐに痛みを抑えたい！」という場合には、市販薬を使うのがおすすめです。
特に、普段から胃痛の多い人や仕事で忙しい人、ストレスが溜まりがちな人は、胃薬を常備しておくと何かと便利ですよ。
ただ、胃の薬には、食べすぎに効く薬、ストレスによる胃の緊張やけいれんに効く薬、胃酸過多や胃粘膜の修復に効く薬など色々な種類があり、少し選ぶのが難しいのが難点です。
そこで、市販でおすすめの胃薬を以下に原因別でまとめてみましたので、参考にして頂ければと思います。
食べすぎによる胃痛：「太田胃酸A」
消化に良い成分が多く含まれており、主に食べすぎで起こる胃痛に良い薬です。胃もたれや胸やけなど、食べすぎに関連する症状にも効果が期待出来ますよ。
ストレスによる胃痛：「ブスコパンA錠」
胃腸の緊張を緩和する作用があり、さしこむような急な胃痛や、胃がストレスでキリキリ痛い時などに良い薬です。
その他一般的な胃痛：「大正胃腸薬K」
主に胃腸に働く漢方薬が配合されており、胃の痛みや胃もたれ、胃炎などを始めとする胃の色々な症状に効果のある薬です。
どのタイプの胃痛にもある程度使えるので、常備するならこの薬がおすすめですよ。
胃の環境を整える
ここまで色々と胃が痛い時の対処法をお話してきましたが、ここまでの話はあくまで一時的に痛みを抑える対処法です。
完全に胃痛や胃の違和感と決別するためには、胃を健康にしていくことが大切になります。
胃の調子は、一般的には食生活やストレス、運動不足などを解消することで良くなっていくものです。
ただ、なかなか全てをこなすのは難しいですし、手間も時間もかかりますよね。そこでおすすめなのが、漢方薬を使って胃の調子を整えていく方法です。
中でも胃を良くしていくためにおすすめなのが、『生薬製剤イツラック』ですね。
漢方生薬研究所が選んだ3種類の生薬を独自配合しており、胃の痛みを取り除きつつ胃の健康にも役立つのが特徴です。
特に、かたよった食生活を続けている人やストレスの溜まりがちな人、運動不足の人などで胃痛を繰り返している場合には、胃の病気になる前にイツラックで対処した方が良いでしょう。
薬のような副作用の心配もほとんどありませんので、薬があまり好きでない自然派の方にもおすすめですよ。
今ならイツラックの公式HPから初回限定の特別価格、返金保証もありで購入出来ます。
お金を無駄にするリスクはありませんので、もしあなたが胃痛に悩むことのない健康的な生活を手に入れたいのであれば、一度試してみることをおすすめします。
公式HPはこちら⇒『生薬製剤イツラック
』
まとめ
以上が、胃が痛い時に本当におすすめ出来る正しい対処法ですね。もう一度簡単にまとめておくと、以下のような対処法があります。
- 体を休める
- ゆっくりと深呼吸
- 胃のあたりを温める
- お風呂に入る
- 胃に負担をかけない食べ物や飲み物を摂る
- 市販薬を使う
- 胃の環境を整える
種類が多いので、中でもやりやすいものや当てはまるもの、自分に効果が出やすいものを中心に行うと良いでしょう。
特におすすめしたいのが、胃の環境自体を整えていくことです。胃痛が繰り返して病気になってしまっては元も子もありませんからね。
今回お伝えしたような対処法をしっかりと行うことで、大抵の胃痛は良くなっていきますので、早速実践してみてくださいね。
ただ、胃の痛みがかなりひどいという場合には、消化器系の病気の可能性も考えられます。
『みぞおちを押すと痛い！吐き気や下痢、おならがある時の原因は？』を読んで、当てはまる症状がないかチェックしておくと良いでしょう。
