爪水虫に感染している足

 

「爪の色が変だし臭いし…もしかして爪水虫かも?」
「爪水虫の治し方ってどうすればいいの…?」

 

あなたは今、足や手の爪の水虫(爪白癬)でこんな悩みを抱えていませんか?

爪水虫は完治するのが大変と言いますし、今の自分の症状が爪水虫なのかどうか、どうやって治療すればいいのかといったことは誰しも気になるのではないでしょうか?

 

そこで今回は、爪水虫の初期症状から完治までの情報を、全部まとめて詳しくお伝えしたいと思います。

爪水虫が進行した場合の症状や具体的な治療方法、爪水虫に効く市販薬があるのかどうかなどの気になる内容も合わせて見ていきましょう。


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爪水虫の初期症状は?

初期症状の爪水虫

 

爪水虫とは、足の指の間や足の裏などにできる水虫が爪に感染した場合に起こる病気で、主に足の爪に発症します。

原因は白癬菌というカビ菌の一種で、この白癬菌が皮膚の角質に感染、増殖することで水虫を引き起こすという形ですね。

 

爪水虫の初期症状は、主に以下の5つです。

  1. 爪に白い筋のようなものが複数現れる
  2. 爪の一部が分厚くなる
  3. 爪の色が先端や付け根側から徐々に濁った白色になる
  4. 爪の表面がザラザラになり欠けやすくなる
  5. 爪の周りがかゆい

 

これらの症状のうち、複数の症状が重なっている場合には、爪水虫の初期症状である可能性が高いと考えておきましょう。

特に爪が分厚い割にはもろく、かゆみもある場合には、爪水虫の可能性は非常に高いと言えます。

 

爪水虫と間違えやすい症状

「爪水虫の初期症状によく似ているけど別の症状だった!」というケースがいくつかありますので、注意しておきましょう。

 

例えば貧血では、爪に筋が入ってザラザラになり、薄くはがれるような症状が現れることがあります。

「筋も入っているし見た目もザラザラだし水虫…?」と思うかもしれませんが、爪水虫の場合は爪が分厚くなりますので、爪が薄くなる貧血の症状は水虫ではありません。

 

また女性の場合、ヒールなどを履いていると爪が圧迫され、白い筋が出来たり表面がザラザラになることがありますが、これも爪水虫ではありません。

ヒールなどの圧迫による症状の場合だと爪そのものは堅く健康的ですが、爪水虫の場合は同時に爪がもろくなってしまいます。

 

つまり、爪水虫の初期症状は1~2個の症状が当てはまるだけだと、別の病気の可能性もあるというわけですね。

必ず複数の症状が当てはまっているのか?ということを確認するようにしましょう。


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爪水虫の症状が進行するとどうなる?

進行した爪水虫の写真

 

初期症状の段階からさらに爪水虫が進んだ場合、以下のような症状が現れます。

  • 爪がボロボロになる
  • 爪の形が明らかに変形する
  • 爪の色が茶褐色~黒い色に変化する
  • 巻き爪のようになり、爪が盛り上がる
  • 爪周辺の炎症が悪化して痛みやひどいかゆみが出る
  • 他の爪や足の裏、かかと、手などに水虫がうつる
  • 家族にも水虫がうつる

 

これらは爪水虫の状態で言うと中期~末期の状態で、一目見ただけでも明らかに爪の状態がおかしいのですぐに分かるかと思います。

見た目の変化だけでも相当ショックなのですが、他の部位や他の人にも水虫がうつる可能性があることを考えると、精神的ストレスを感じるという方も多いです。

 

爪水虫が末期まで進んでしまうと完治は難しくなってしまいますので、出来るだけ初期症状の段階で治療を行っていくようにしましょう。

 

爪水虫の治療方法は?

爪水虫の治療イメージ写真

 

爪水虫の治し方には、塗り薬を使った治療と飲み薬(内服薬)を使った治療、レーザー治療の3種類があります。

 

塗り薬による治療

爪は皮膚に比べると固いたんぱく質に覆われており、水虫用の塗り薬が浸透しにくいため、塗り薬での治療が難しいという特徴があります。

そのため、塗り薬で治療を行う場合には、「爪への浸透力の高さ」がとても大切になってくるわけですね。

 

ただ、今のところ浸透力の高い爪水虫対策用の塗り薬というのは市販薬には存在せず、皮膚科などの病院で処方されるのが一般的です。

「市販の塗り薬じゃダメなの?」と思うかもしれませんが、市販の塗り薬はあくまで足の皮膚に塗ることを想定されたものがほとんどで、足の爪水虫にはあまり効果がありません。

 

爪水虫は爪という盾に守られているため、外側から対処するのが難しいといったイメージですね。

 

飲み薬(内服薬)による治療

爪水虫は塗り薬の効果が薄いため、こちらの飲み薬による治療が一般的となっています。

 

主に使われている飲み薬は「ラミシール錠」「イトリゾール錠」ですが、どちらも医師の処方が必要な薬のため病院への受診が必要です。

飲み薬は体内から爪の中に薬剤を浸透させることが出来るため、塗り薬に比べて強い効果が期待できるのが特徴ですね。

 

ただ、このような飲み薬はよく効く反面、やはり副作用があります。

特に肝臓への負担が強く、人によっては肝機能障害を引き起こす場合もあるため、飲み薬を使っている間は定期的に血液検査を受けるような形になるのが一般的です。

 

また、妊娠中の方や授乳中の方も、赤ちゃんへの影響を考慮して基本的には使用出来ません。

 

レーザー治療

病院では飲み薬による治療が選択されることが多いですが、中には副作用がひどく現れたり、飲み薬でも効果がないというケースもあります。

そういった場合におすすめされるのが、このレーザー治療ですね。

 

爪水虫のレーザー治療は保険適用のない「自費診療」なので治療費がかかるのですが、その分安全性や効果が高いのが特徴です。

レーザーでの治療は月に1回10~20分ほどで、レーザーの当たる部位が痛いということもないので麻酔をかける必要もありません。

また、飲み薬のような副作用の心配もありませんので、妊婦の方や授乳中の方でも治療を受けることが出来ます。

 

治療はある程度長期的に続ける形にはなりますが、薬に比べると月に1回で済む手軽さはありますね。

ただ、治療期間がかかるほど自費で治療費がかかりますので、値段が少しお高いのが難点です。

 

爪水虫を完治させる方法は?

爪水虫が完治した足

 

爪水虫は、爪の見た目が綺麗になり、原因となる白癬菌が全て殺菌された状態で初めて完治となります。

これは見た目が綺麗でも、白癬菌が残っていると爪水虫が再発してしまうためですね。

 

つまり、今水虫に感染している爪が生え変わって治った後もしばらく治療を行い、再発がなければそこでようやく完治となります。

爪が完全に生え変わるには、足の親指の爪で6ヶ月、足の小指の爪だと1年かかることも多いので、治療期間は少なくとも6ヶ月から1年以上はかかると考えておきましょう。

 

治療費は治療期間がどの程度かかるかにもよりますが、飲み薬や塗り薬の場合、大体6ヶ月で3~4万円、1年で6~8万円前後と考えておきましょう。

レーザー治療は爪1か所につき1回3000~6000円程度となっているため、爪水虫になっている爪が多いほど治療費は高くなります。

 

なお、病院を受診する治療法で一番安く済むのは飲み薬のラミシール錠(テルビナフィン)で、一番高いのはレーザー治療になります。

副作用が気にならないのであれば、飲み薬による完治を目指すのが一般的と考えておいて良いでしょう。

 

爪水虫は市販薬で治すことができる?

治療に関する疑問のイメージ

 

爪水虫の治療は他の水虫に比べると難しく、爪水虫に効く市販薬はほとんどないのが現状です。特に末期の症状の場合は病院を受診して治療を受ける必要があります。

しかし実は最近になって、爪水虫が比較的初期~中期の段階であれば、自宅で清潔な爪を手に入れられる爪水虫専用のジェルが現れました。

 

それが『クリアネイルショット』ですね。

 

クリアネイルショットは市販薬ではないのですが、通販で購入が可能な爪に塗るタイプのジェルになります。

その特徴は「圧倒的な爪への浸透力」で、爪水虫最大の難点である浸透しにくいというデメリットをカバーしています。

 

他の塗り薬と違って浸透力を高めるためにラップを巻く、分厚い爪を削るといったこともする必要がないので、継続がしやすいのもポイントですね。

飲み薬のような肝臓への負担もありませんので、妊婦や授乳中の方でも安心して使えます。

 

また、クリアネイルショットは他の似たような輸入品と違って国内生産されていますし、病院に比べるとかなり低価格な設定なのも高評価です。

しかもこの値段で「全額返金保証」まで付いていますから、お試しで1個購入して使用する分には損をすることもありません。

 

クリアネイルショットの特徴をまとめると、以下のようになります。

  • 圧倒的な爪への浸透力
  • 塗るだけなので継続しやすい
  • 体に負担がかからない
  • 国内生産
  • 病院に比べるとかなり低価格
  • 全額返金保証あり

 

爪水虫は時間とともに広がっていき、対処が遅れるとどんどん進行してしまいます。

末期症状まで進んでしまうとどうにもならないこともあるので、いつと言わず今すぐに対策を始めるべきでしょう。

 

クリアネイルショットのお試し購入は損をすることもありませんので、爪水虫の方は一度注文してみることをおすすめします。

『クリアネイルショット』
(公式HPに飛びます)

 

まとめ

爪水虫は初期症状の段階ではかゆみこそ出るものの、痛いといったことはないため、どうしても放置されてしまいがちな病気です。

 

爪の形が変わってくるとマニキュアやネイルなども出来なくなりますし、中期~末期になると爪切りすら難しくなりかねません。

「爪水虫がひどくなりすぎて治らない…」といったことにならないよう、早めに皮膚科のある病院を受診したり、今回お伝えした塗り薬を使うようにしましょう。

 

また、もしも初期症状の段階で爪に黒い線や黒い点、黒ずみのようなものがある場合には、メラノーマという皮膚がんなどの可能性があります。

放置しておくと大変なことになりかねませんので、爪に黒い線や点などの症状が現れた場合も早急に病院を受診するようにしてくださいね。

 

なお、爪水虫と合わせて足の裏や足の側面にも水虫のような症状が現れている場合は、こちらも合わせてご覧ください。

『小水疱型水虫(白癬)の原因と治し方!おすすめの市販薬は?』

 

水虫による足の臭いで悩んでいる方は、以下の記事が参考になるかと思います。

『足が臭いのは水虫の症状が原因?足の臭いを消す対策方法は?』