喉の痛みが辛い男性

 

「辛い喉の痛みを治したいけど、どうすれば良いのか分からない…」あなたは今、こんな風に考えてはいませんか?

ただ、喉が痛いからといってむやみに薬を飲んでも、なかなか良くはなりません。喉の痛みに対処するには、まず原因を知る必要があります。

 

そこで今回は、食べ物や唾液を飲み込むだけでも喉が痛いという場合に考えられる主な原因と対処法を、熱はない場合に絞って6つご紹介します。

大抵はこの6つのどれかが原因なので、1つずつ自分に当てはまるかどうかチェックしてみてくださいね。

 

ちなみに、もし熱がある時は、多くの場合ウイルスや細菌による喉の感染症が原因です。原因をはっきりさせるためにも、まずは病院を受診するようにしましょう。


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原因1:風邪

風邪をひいた女性

 

喉が痛い時、真っ先に原因として考えられるのは風邪ですね。

熱はないのに喉の痛みがあり、鼻水や咳、くしゃみなどの症状も出ている場合には、風邪の可能性が高いと言えるでしょう。

ただ、目立った他の症状が現れず、喉の痛みだけ出るということもあります。思い当たる節が無いのになんとなく喉が痛いという場合も、第一に風邪を疑うようにしましょう。

 

風邪による喉の痛みの対処法

対処法としては、まず自宅でゆっくりと休むことが大切になります。風邪に特効薬はありません。しっかりと体を休めて、自分の免疫力を高めることで体調を良くしていく必要があります。

また、喉の粘膜を保護したり、喉にいるウイルスを殺菌することも大切ですね。マスクの着用や「緑茶うがい」などを行うようにしましょう。

もし仕事などでなかなか休めないという場合には、他の方法で免疫力を高めるという方法もあります。体を温める「しょうが湯」などは、免疫力UPに効果的な商品ですよ。

 

 

風邪による喉の痛みは、体を休めつつ免疫力を高めて治す!マスクの着用や緑茶うがいも効果的!


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原因2:喉の乾燥

喉の乾燥も、喉の痛みがひどくなる原因の1つですね。鼻が詰まっていたり、普段から口呼吸をしている人に多い原因です。

乾燥している場所で口呼吸をすることで起こるので、乾燥機やクーラーを使っている時や、空気の乾燥する冬の時期に痛みが出やすい傾向にあります。

特に多いのが、夜寝ている間に口呼吸をしてしまい、寝起きに喉が痛いケースですね。普段から、朝起きた時に口が乾燥していることの多い人は、喉も乾燥している可能性が高いと考えておきましょう。

 

喉の乾燥による喉の痛みの対処法

対処法としては、喉の乾燥を防ぐためのマスクが効果的です。マスクが口を覆うことで加湿器のような働きをするので、喉が乾燥しにくくなりますよ。

水分をあまり摂っていない人は、普段から水分を多めに摂ることも大切ですね。体の水分量が少なくなると粘膜の潤いが保てなくなるので、その分喉が乾燥しやすくなります。

あとは、のど飴も対策として効果的です。喉の乾燥を防ぎつつ喉の痛みも抑えることが出来るので、普段から携帯しておきましょう。喉の炎症を抑える作用のある「南天のど飴」などがおすすめですよ。

 

 

乾燥による喉の痛みには、マスクや水分補給、のど飴などの対策が効果的!

原因3:喉の使いすぎ

カラオケ

 

声の出しすぎや大声を出すといった喉の使いすぎも、喉を痛める原因になることが多いです。

普段からよく大声を出す仕事や生活をしている、カラオケなどの趣味があるという場合には、喉の使いすぎが原因である可能性は高いと言えるでしょう。

症状がひどくなってくると、喉が炎症で腫れたり、声帯にポリープというできものが出来てしまう場合もあるので注意が必要です。

 

喉の使いすぎによる喉の痛みの対処法

対処法としては、出来るだけ喉を使わないことが大切になります。喉の使いすぎで起こっている痛みなので、喉を休めることを第一に考えてください。

仕事が原因であればいったん仕事を休む、カラオケが原因であれば頻度や時間を減らすなど、喉を酷使しないように対策をしていきましょう。

また、普段から喉をよく使うのであれば、喉のケアも必要ですね。マスクや加湿器で喉を保湿する、睡眠をしっかりとる、ビタミンCを摂るなどの対策を行うようにしましょう。

 

喉の使いすぎで痛みが出ている場合は、喉を休めることが第一!喉のケアもしっかりと!

原因4:アレルギー

スギ花粉

 

意外と知らない人が多いのが、アレルギーが原因となる喉の痛みですね。花粉やハウスダストなどのアレルギー物質が原因となって起こる喉の痛みです。

花粉症と言えば、鼻水や目のかゆみを想像する人が多いのですが、喉に花粉が付着すれば咳や喉の痛みが出ることもあります。ハウスダストでもこれは同じですね。

アレルギーによる喉の痛みの場合、喉の痛みの他にも咳や鼻水が出ることが多いです。家の外や中など、特定の場所で症状がひどくなることが多いのも特徴ですね。

 

アレルギーによる喉の痛みの対処法

アレルギーは簡単には治らないので、まずは花粉やほこりといったアレルギー物質が喉に付着しないようにすることが大切になります。

マスクを着用する、家の中を加湿する、部屋を清潔に保つ、帰宅時に花粉を落として手洗い・うがいをするなどの対策が効果的ですよ。

空気清浄機や加湿器などは、部屋の中に飛んでいる花粉やほこりを減らすことが出来るので、これを機に取り入れてみましょう。

 

 

アレルギーで喉の痛みが出る場合は、花粉やほこりといったアレルギー物質を遠ざけることが大切!


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原因5:アルコールやタバコ

普段から飲酒や喫煙の習慣がある場合も、喉の痛みを起こすことがあります。アルコールやタバコが喉の粘膜を刺激してしまい、喉の炎症を引き起こすことで痛みが出るという流れですね。

人にもよりますが、アルコールの飲みすぎやタバコの吸いすぎ、習慣的な飲酒や喫煙がきっかけとなることが多いです。

喉の痛み以外の症状として、日常的に酒やけ声や痰がらみの咳などがある場合は、アルコールやタバコが原因となっている可能性が高いと言えるでしょう。

 

アルコールやタバコによる喉の痛みの対処法

飲酒や喫煙の量と回数を減らすことが大切になります。そのままの生活を続けていると悪化していく一方なので、早めに対処するようにしてください。

アルコールやタバコには中毒性があるので、自分の意志ではなかなか止めにくいのが特徴です。どのくらい減らすのか目標を決めて、誰かに協力してもらいながら行うと良いでしょう。

頼れる人がいない場合は、アルコール外来(減酒外来)や禁煙外来を利用するのもおすすめですよ。

 

アルコールやタバコが原因の喉の痛みを治すには、飲酒・喫煙の量や回数を減らしていくことが大切!

原因6:喉の病気の可能性も

喉の病気イメージ

 

他の原因に比べると頻度は少ないものの、喉の病気によって痛みが出ていることも考えられます。例えば、以下のような病気ですね。

  • 咽頭炎
  • 扁桃炎
  • 扁桃周囲炎
  • 咽頭がん

喉の病気は、よくある喉の痛みと違って、発熱や体のだるさ、喉の腫れや詰まる感覚などを伴うことが多いのが特徴ですが、熱が出ないケースも少なくはありません。

首のリンパが見るからに腫れていたり、声がれを起こしている場合には、喉の病気の可能性が高いと言えるでしょう。

 

喉の病気による喉の痛みの対処法

喉の病気が考えられる場合は、早めに病院を受診するようにしてください。自宅で対処しようとしている間に、症状が悪化してしまう可能性があります。

何科を受診するか迷った場合は、「内科」を受診するようにしましょう。

 

症状がひどい時や長引く時は病気の可能性も!放置すると悪化することがあるので、まずは病院へ!

まとめ

以上が、「食べ物や唾を飲み込むだけでも喉が痛い!」という時に考えられる原因と対処法ですね。もう一度簡単にまとめておくと、喉の痛みを伴う原因は以下の6つです。

  • 風邪
  • 喉の乾燥
  • 喉の使いすぎ
  • アレルギー
  • アルコールやタバコ
  • 喉の病気

 

大抵の場合は、風邪や喉の乾燥、喉の使いすぎなどが原因になります。人によっては、アレルギーやアルコール、タバコなどが原因となっている場合もありますね。

症状が明らかにひどい場合や、他の症状が色々と出ている場合には、喉の病気という可能性もありますので注意しておきましょう。

対処法は原因によって変わってきますので、まずは何が原因なのかよく考えることが大切ですよ。

 

また、喉の痛みを治すには食事にも注意が必要になります。喉に余計な刺激を与えず、喉に良い成分を含む食べ物や飲み物を摂ることがポイントと言えるでしょう。

喉が痛い時の食事については、以下の記事で詳しくまとめていますので、合わせてチェックしておきましょう。

『喉が痛い時の食事について!喉に効く食べ物や飲み物まとめ!』