脇汗がすごく多くて止まらない…
脇汗が腕にたれる…
脇汗のシミが気になる…
暑くないのに脇汗がやばい…
このように脇汗が多くて困ってはいませんか?
実はこの脇汗、量が多くて困っている人には、ある程度そうなる理由や似通った共通点があるんです。
そこで今回は、脇汗が多い人の原因とその対策についてお話していきたいと思います。
脇汗を大量にかく人がいる一方で、全くかかない人もいるのは何故なのか?脇汗対策におすすめのグッズはあるのか?脇汗の量と臭い・黄ばみに関係はあるのか?といった部分も含め、詳しく見ていきましょう。
脇汗を大量にかきやすい人とかきにくい人の差は?
脇汗をかきやすい人とかきにくい人の一番大きな差は、汗を出す汗腺(かんせん)が発達しているかどうかだと言われています。
汗腺はその名の通り、汗を作って出す部分なのですが、この汗腺が多いか少ないか、活発に働いているかどうか次第で汗のかきやすさが変わってくるというわけですね。
では、この汗腺の量や活動がどのように決まっているのかというと、3歳までにどのくらい汗をかいたかで決まると言われています。
生まれてから3歳までの期間に大量に汗をかいた場合には、その後も汗をかきやすい体質になり、逆にあまり汗をかいていなければ汗をかきにくい体質になるというわけです。
このように聞くと、「じゃあ脇汗が多いのは治らないの?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
実は、このような3歳までに決まる体質の他にも、生活・体調などの様々な原因で脇汗をかきやすくなってしまうことが分かっています。
つまり脇汗が多い人は、生活や体調などの原因を解消することで、脇汗の量を減らすことが出来るというわけです。
脇の汗が多い原因6パターンと対策
では、脇汗が多くなる具体的な原因と対策を見ていきましょう。
緊張や不安によるストレス
あなたも緊張した時や何かに不安を感じた時、じっとりと汗をかいた経験がありませんか?
このような緊張や不安などのストレスを感じた際にたれてくる汗のことを、専門用語では「精神性発汗(せいしんせいはっかん)」といいます。
この精神性発汗では、特に脇や手のひら、足の裏などに汗をかきやすいのですが、やはり脇の汗が一番目立ちますし、問題になりやすいですね。
脇の部分が湿っていること自体もストレスになりますので、余計に汗が出るという悪循環に陥りやすいのも特徴です。
このタイプの脇汗の対策としては、ストレスの軽減が効果的です。
自分なりのストレス発散の方法を探す、負担にならない程度の運動を行う、可能であればストレス自体を避けるのも良いでしょう。
食事の傾向
人の体は食べたもので作られているので、やはり食べ物や飲み物も汗のかきやすさに影響があると考えられます。
中でも、以下のような食べ物・飲み物の摂りすぎは脇汗の量に影響を与える可能性が高いので注意しましょう。
- 脂肪を多く含む肉や乳製品
- 香辛料が多く含まれる食事
- コーヒーや紅茶などカフェインを含む飲み物
- 冷たい飲み物
こういった食べ物や飲み物を普段から極端に摂っている人は、対策として以下のような食材を摂ると脇汗を抑える効果が期待出来ます。
- 大豆から作られた食材(豆腐、豆乳、味噌、納豆など)
- ハーブティー(ジャスミン、ラベンダー、ローズなど)
- 身体を冷やすクールベジタブル(なす、きゅうり、トマトなど)
- エストロゲンを含む食材(もやし、大葉、山芋、アボカドなど)
一言で言ってしまえば、洋食中心の生活から和食中心の生活に切り替えることで、脇汗は軽減しやすくなりますよ。
運動不足
汗というのは、本来であれば体温調節のために出てくるものなのですが、運動不足の人や家から出ない人というのは、そもそも温度変化のあまりない状況になってしまいます。
その結果、本来は全身にあるはずの汗腺が働かなくなってしまい、汗をかくときには脇や顔などの一部の汗腺だけが過剰に仕事をするようになっていきます。
つまり、運動不足になることで、本来他の部分から出るはずだった汗も、脇や顔から出てしまうというわけですね。
また、運動不足がひどくなると、汗の量を管理している自律神経にも影響が出てきます。
自律神経のバランスが崩れてしまうと汗のコントロールが出来なくなり、いわゆる「多汗症」のような状態になってしまいます。
こういった運動不足による脇汗を解消するには、有酸素運動で汗をかくことが効果的です。
ジョギングやウォーキングなどを、自分のぺースで毎日30分ほど行うのが良いですね。
また、脇汗ばかりをかかないために、他の汗腺を刺激することも効果的と言えます。
42℃以上の熱めのお風呂にゆっくりと浸かり、じんわりと汗をかいている状態をキープすることで、全身の汗腺を働かせることが出来ますよ。
肥満
汗が体温調節のために出るというのは先ほどご説明した通りですが、肥満体型の場合は皮下脂肪が厚く、体の熱がなかなか体外に出ていきません。
そのため、出ていきにくい熱を発散するために、より多くの汗をかくようになってしまいます。
また、体重が多い=筋肉量が多いということなので、体で使われるエネルギー量が多くなってしまい、結果的に体で作られる熱の量も多くなっています。
当然それを放出するために汗の量が増えるので、熱が出ていきにくいことも合わせて、肥満体型だととても汗をかきやすい状態になってしまうわけですね。
太っていて脇汗が多いという人の対策としては、やはりダイエットをすることが必要になります。
ダイエットをすることで必然的に食事や運動不足も改善されますし、自分が太っていることに対する精神的ストレスも軽減しますので、何重もの効果を期待出来ますよ。
体の冷え
手足は冷えるのに体や頭が熱いといった、いわゆる冷え性の女性の方に多い原因です。
人は体に冷えた部分があると、体温調節のために体を温めようとします。ですが、冷えた手足はともかく、体や頭は元々冷えているわけではないので、熱がこもってしまいますよね。
結果として体のほてりが現れ、暑さを調節するために脇や背中から汗が出るというわけです。
対策としては、やはり冷え性を改善することがベストです。
冷え性を改善する方法は色々ありますが、基本的に筋肉量が少ないために体の熱量や血行が悪いケースが多いため、一番効果的なのは下半身を鍛えることですね。
スクワットやジョギング、ウォーキングなどを継続的に行うことで、冷え性を徐々に改善することができますよ。
また、食事で摂取するカロリーはそのまま体の熱量に影響するため、1日の必要摂取カロリーは最低限摂取しておいた方が良いでしょう。
ホルモンバランスの乱れ
こちらも女性に多い脇汗の原因ですね。
ホルモンバランスが体調などに影響することは、生理などで身をもって知っている方も多いと思いますが、実はホルモンバランスの乱れは自律神経のバランスも乱してしまいます。
自律神経は汗の量を調節している中枢でもあるため、このバランスが崩れると異常に汗が出やすくなるといった状態になりやすいんですね。
また、生理中はどうしてもイライラすることが増えるため、どうしても余計に自律神経が乱れやすくなってしまうという側面もあります。
対策としては、ホルモンバランスの乱れを改善することが重要になります。
一時的にホルモンバランスが乱れているだけであれば、出来るだけリラックスした環境を作り、6~8時間程度の十分な睡眠時間を確保することが有効ですね。
また、大豆に含まれるイソフラボンが女性ホルモンと似た働きを持つため、大豆を含む食材を積極的に食事に取り入れていくことも効果的です。
納豆や味噌、豆腐、豆乳など、生活に取り入れやすいものをいくつか選んで摂取すると良いでしょう。
ただ、更年期障害の場合は、こういった対策だけではなかなか改善が見込めません。
そのため更年期に入っている方の場合は、一度「産婦人科」を受診してみるのが望ましいかと思います。
脇汗対策におすすめのグッズは?
脇汗対策の商品は、一般的なスプレータイプのものから、手で塗るクリームタイプ、手を汚すことなく使えるスティックタイプ、液体を出すタイプなどがあり、どれを選んで良いのか迷ってしまいますよね。
そんなあなたにおすすめの脇汗対策グッズが【デトランスα】です。
これまで色々な制汗剤を試しましたが、これを超える制汗剤はありませんでした。
あくまで個人的な使用感ですが、たれるほど大量の脇汗を一切感じさせなかったのは後にも先にもデトランスαだけですね。
ただ、デトランスαは海外製で日本のものと比べて実力がすごいので、あまり一度に塗りすぎるとかぶれやすいという欠点があります。
とはいえ、それも余計に塗り過ぎなければそれほど心配いりませんし、補って余りある結果が出るので気になりません。
並の制汗剤で事足りるならドラッグストアなどで売っている市販のものを使えば良いですが、もしあなたが脇汗が多くて悩んでいるのであれば、この【デトランスα】をおすすめします。
脇汗の量と臭い・黄ばみには関係がある?
まず、脇汗の量と臭いには関係性があります。脇汗の量が多ければ多いほど、臭いの原因となる細菌が繁殖しやすくなるためです。
実は汗の臭いというのは、汗自体の臭いではありません。汗や皮脂をエサに菌が増殖することによる臭いが、いわゆる「汗臭さ」ですね。
この汗臭さを生むのは主にエクリン腺という全身にある汗腺で、主に体温調節の時に大量に出てくる汗がこれに当たります。
つまり、激しい運動をした時に出る汗、夏場の暑い時期に出てくる汗というのは、汗をかく量が多ければ多いほど臭いを発しやすいというわけです。
一方、脇汗の量と黄ばみには直接の関係性はありません。
黄ばみが出やすいかどうかというのは、脇汗の量自体よりも元々持っているアポクリン腺の量に影響されます。
アポクリン腺というのは、脇や耳など体の一部にしか存在しない汗腺で、「ワキガ」の原因となる汗腺です。
アポクリン腺から出てくる汗にはたんぱく質や脂質などが多く含まれており、独特の臭いを発するのが特徴ですね。
また、アポクリン腺から出る成分には「リポフスチン」というものがあり、これが黄ばみの主な原因となっています。
つまり、脇に存在するアポクリン腺の量が多ければ多いほど、黄ばみの原因であるリポフスチンが多く分泌され、黄ばみになりやすいというわけです。
ただ、普段から脇汗の量が多い人というのは、アポクリン腺も活発に働いている可能性が高いため、汗をかかない人に比べると黄ばみが出やすいと考えて良いでしょう。
まとめ
脇汗の量が多くなる原因は様々ですが、多くの場合で運動や食生活の見直しが有効です。
ただ、そういった生活面を見直して脇汗の量を減らすのには時間がかかるので、必要に応じて制汗剤を利用するのが良いでしょう。
特に今回ご紹介した【デトランスα】はおすすめです。
脇汗の量が多くて気になる、脇ジミを気にせず外に出たい、脇汗の臭いが気になるといった悩みを持っている人は、ぜひ試してみてくださいね。